こんにちは！さんです！
ChatGPTを使っていると、「もっと精度の高い回答がほしい」「期待通りの結果が得られない」と感じることがありませんか？
私も以前、同じように悩んでいました。
質問を工夫しても、曖昧な答えや物足りない回答が返ってくることが多かったのです。
そこで私は「プロンプトエンジニアリング」という技術を学びました。
適切なプロンプトを設定するだけで、ChatGPTの回答が驚くほど正確かつ実用的になることを実感しました。
この記事では、私自身が試して成果を得た10のプロンプト例をご紹介します。
これらは、初心者の方でもそのまま使える実践的な内容ばかりです！
この記事を読んで実践すれば、ChatGPTの性能を最大限に引き出せるようになり、日々の作業や学習が効率的で楽しいものになるでしょう。
それでは、早速始めていきましょう！
回答精度を向上させるプロンプト例10選
User: こんにちは
一見シンプルですが、「User: こんにちは」のように発言者を明示して挨拶を加えるだけで、ChatGPTが会話を円滑に進めてくれることがわかりました。
このフレーズを入れると、「今日はどんなお手伝いをしましょうか？」など、具体的な問いかけを返してくれるので、初めて使う方にもおすすめです。
具体例：
User: こんにちは 回答例：
こんにちは！今日はどんなお手伝いができますか？ 😊
このフレーズを使うことで、ChatGPTが会話の意図を把握し、自然な質問を返してくれます。
「User: 〇〇」と明示することで、回答がより文脈に基づいたものになりやすいです。
最初にこのフレーズを入力すると、chatGPTが心を開いてくれて、人間味が増すからおすすめ！！
出力までの思考ステップを明確化して
「出力までの思考ステップを明確化して」と指示すると、ChatGPTが回答を段階的に整理してくれます。
具体例：
次の質問について、出力までの思考ステップを明確化して回答してください。
質問：持続可能なエネルギー政策のポイントを教えてください。
回答例：
出力までの思考ステップ
ステップ１．問題の理解
「数学を学ぶ意味」に対する意義や実用性について回答することが求められていると認識。
ステップ２．論点の整理
数学の意義を4つの観点（実用性、思考力、抽象的な楽しさ、社会的意義）に分類。
ステップ３．具体例を用意
各観点に関連する具体例（例：家計管理、論理的思考、黄金比、科学技術の発展）を準備。
ステップ４．構成の計画
導入、各観点の説明、結論をシンプルかつ説得力のある形でまとめる。
回答：数学を学ぶ意味
数学を学ぶ意味は、大きく4つの観点で説明できます：
１．日常生活での役立ち
数学は、日々の生活に密接に関係しています。たとえば、買い物での割引計算、家計管理、料理のレシピの調整など、多くの場面で必要になります。また、確率の考え方を理解すれば、ギャンブルや投資のリスクを冷静に判断する力も身につきます。
２．思考力の向上
数学を学ぶことで、論理的に考える力が養われます。これは、答えを導き出すだけでなく、「どのようにしてその答えにたどり着いたか」を考える力です。問題解決スキルは、数学だけでなく、人生のあらゆる場面で役立ちます。
３．抽象的な世界の理解と楽しさ
数学には、美しい構造やパターンがあります。たとえば、自然界に見られる黄金比やフラクタル構造を学ぶことで、世界を新たな視点で見ることができます。これらの抽象的な考え方は、知的な楽しさを提供してくれます。
４．社会的・歴史的意義
数学は、科学技術や文明の発展を支えてきました。ピタゴラス定理、微積分、統計学など、多くの分野での基盤を築いています。また、現代では人工知能や暗号技術などにも数学が欠かせません。
最後に、数学を学ぶことは、「世界をどう理解し、どう生きるか」を考えるための大切な基盤になります。実用的なスキルだけでなく、思考や創造性を高める学びとして、大いに意味があります。
このように、回答が段階的に整理されてわかりやすくなります。
回答がステップごとに分かれると、chatGPT自身も一度整理してから答えてくれるから、回答精度も上がるし、わかりやすい！
AからZまでの要素を列挙して
「AからZまでの要素を列挙してください」というプロンプトを使えば、見落としがちな要素も含めて網羅的な情報を得られます。
具体例：
お楽しみ会の企画について、AからZまでの要素を列挙してください。
回答例：
A - Zの要素リスト
A: アクティビティ
チーム対抗戦や屋外でのアクティビティ（例: リレーゲーム）。
B: ボードゲームコーナー
モノポリーやUNOなど、簡単に遊べるボードゲームエリア。
C: クイズ大会
雑学や学校に関する問題で盛り上がるクイズショー。
D: ダンスパーティー
自由に踊れるスペースやダンスバトルを開催。
…とZまで続き、網羅的に戦略のアイデアを集めることができます。
AからZの各アルファベットに関連づけて考える必要があるから、幅広いアイデアを教えてもらえたり、発想の枠を超えた視点を得るきっかけになるよ！
100点満点で自分の回答を評価して
「100点満点で自分の回答を評価し、その理由を述べてください」と頼むと、ChatGPTが自己評価を行い、改善ポイントを示してくれます。
具体例：
今の回答を100点満点で評価し、その理由を述べてください。回答例：
この回答を評価すると、以下の点で100点満点中 90点 と判断します。
１．評価ポイント
質問の意図を正確に理解しているか (25/25点)
定義が文脈により異なることを適切に認識し、質問者の意図を具体化するための問いを投げかけています。
２．具体的な質問を提示しているか (35/40点)
年齢層、魅力の定義、役割の強調点、課題という4つの具体的な質問が提示されています。
ただし、具体例やもっと多様な観点を含めると、さらに網羅的になる可能性がありました。
３．構成と論理性 (20/20点)
回答が整理されており、質問が明確かつ簡潔に提示されています。
４．適応性と配慮 (10/15点)
質問者の文脈や背景を直接問わずに、一般的な質問を投げかけています。質問者の立場や具体的な状況にもう少し寄り添った視点があると、さらに高得点になります。
その後「100点の回答にして」と頼むと、回答の精度が一段と向上しました。
生成させた文章には必ず、これをやってるよ！めちゃくちゃおすすめ！
この情報が曖昧な場合、最初に私に質問して
「この情報が曖昧な場合、最初に私に質問してください」と指示すると、ChatGPTが必要な情報を具体的に尋ねるようになります。
具体例：
この質問の回答に曖昧な点がある場合は、私に具体的な質問をしてください。生徒にとって魅力的な教員とはなんですか
質問：
回答例：
「生徒にとって魅力的な教員」の定義は、生徒の年齢、文化的背景、学校の方針などによって異なる可能性があります。そのため、いくつか具体的な点を確認させてください：
１．対象の生徒の年齢層：
魅力的な教員像は、小学生、中学生、高校生、大学生などの年齢層によって異なるかもしれません。どの年齢層を指していますか？
２．魅力の定義：
「魅力的」とは、生徒が「尊敬できる」「話を聞きたくなる」「親しみやすい」など、どのような側面を重視しますか？
３．教員の役割の強調点：
学問的知識の深さ、人間関係の構築能力、指導力など、教員のどの特性に重点を置いていますか？
４．現在抱えている課題：
現在、教員と生徒の関係や指導で特にどのような問題や課題を感じていますか？
これらの点が分かると、具体的で役立つ回答をお伝えしやすくなります！
これにより、回答の質が確実に向上し、私が期待する正確な情報を得られるようになりました。
chatGPT自身が欲しい情報を聞いてくれるから、こっちも入力しやすくなるよ！
これまでの会話を忘れて
あるトピックで長く会話をしていると、その内容が次の質問に影響してしまう場合があります。
「これまでの会話を忘れて、新しいトピックで話しましょう」というプロンプトを使うと、以前の記憶をリセットし、完全に新しいトピックで会話を始められます。
具体例：
これまでの会話を忘れて、新しいトピックでリスタートしてください。
トピック：おすすめの料理レシピを教えてください。
回答例：
リセットしました😊例えば、簡単に作れるペペロンチーノは…
前のトピックが「旅行プラン」についてだった場合、「旅行の中で楽しめる料理なら、イタリアンの…」のように、新しい質問をしても旅行関連の文脈が混ざることがあります。
以前の質問が影響して内容がズレた回答が出た場合に、この指示が役立ちます。
いつも別のことを聞きたくなったときに、新しいプロジェクトにしていたけど、このプロンプトを使えば、その必要がなくなって便利！！
メタ認知を使って
「メタ認知を使って、解決策を整理してください」と頼むことで、問題解決のプロセスを客観的に整理してくれます。
具体例：
メタ認知を使って、次の課題に対する解決策を整理してください。生徒が授業を聞いてくれない
課題：
回答例：
１．原因の分析
・授業内容、スタイル、生徒の状態を観察して問題を特定。
２．生徒のメタ認知を育てる
・自己観察や目標設定、自己評価を通じて学習意識を高める。
３．教師の自己改善
・生徒のフィードバックや授業記録を活用し、授業スタイルを見直す。
４．動機づけを高める
内容の関連性を強調し、競争や報酬で興味を引く。
５．授業を楽しくする
ゲーム形式やユーモアを取り入れて、楽しさを提供。
６．環境改善
集中しやすい席配置やデジタルツールを活用。
このプロンプトにより、課題を客観的かつ体系的に整理できます。
この技術は、複雑な課題や長期的な計画を立てる際に特に有効でした。
教育の分野でもメタ認知ってすごく注目されてるけど、chatGPTにも使えるとは思わなかったな！
ラテラルシンキングを用いて
「ラテラルシンキング（水平思考）を用いて新しいアイデアを提案してください」というプロンプトを活用すると、従来の考え方に縛られない斬新な提案を得られます。
具体例：
文化祭の企画について、ラテラルシンキングを用いて提案してください。回答例：
・文化祭で異世界を体験する
・文化祭を夜に開催する
・材料を限られたもので作るエコ文化祭
・サイコロ文化祭
ラテラルシンキングっていうプロンプトのおかげで、自分では考えつかないような、奇想天外のアイディアを教えてくれる！
仮説と反射のプロセスを使って
「仮説と反射のプロセスで具体的なアイデアを提案してください」と指示すると、深掘りされたアイデアが生まれます。
具体例：
仮説と反射を使って、次のビジネスアイデアを具体化してください。学校経営におけるブランディングについて
テーマ：
回答例：
1. 仮説の構築
・差別化：特長的な教育（例：AI学習やグローバル教育）が生徒や保護者に選ばれる要因になる。
・コミュニティ形成：保護者や地域住民との良好な関係がブランド価値を高める。
・デジタル活用：SNSやウェブを通じた情報発信で学校の魅力を伝える。
・実績の強調：卒業生の成功や進路データをブランドとしてアピール。
2. 実行案
・AI学習などの「未来型教育」の導入。
・地域連携イベントやインターンシップを活用した「地域密着型スクール」。
・SNSやYouTubeで学校の取り組みを日常的に発信。
・データを活用した成果の可視化。
3. 反射の活用
・フィードバックや数値データをもとに戦略を評価・改善。
・短期的な認知向上と長期的なブランド価値のバランスを確認。
結論
仮説（差別化、コミュニティ形成、デジタル活用）をもとに具体的な施策を展開し、反射で成果を評価・改善するサイクルを繰り返すことで、効果的な学校ブランディングが可能になる。
このように、深掘りされた実用的なアイデアを得られます。
仮説を立て、それを反証する流れでアイデアを洗練してくれるので、戦略的な企画作成に大変役立ちました。
より論理的に考えてくれるから、参考にしやすくなるよ！
改善案を挙げて
プロジェクトの進行中や文章の校正時に、具体的な改善点を即座に得たい場合に使用します。
「改善案を挙げてください」と頼むと、ChatGPTは的確な改善案を提案してくれるため、作業効率が向上します。
具体例：
次の文章の改善案を挙げてください。
文章：私の名前はさんと言います 回答例：
1. 基本的な修正
「私の名前はさんと言います。」
元の文をそのまま使う場合でも文法的には正しいので問題ありません。ただし、少し形式的に感じられる可能性があります。
2. カジュアルな表現
「私はさんです。」
より親しみやすい印象を与えたい場合はこちらが適切です。
3. フォーマルな場面向け
「初めまして、さんと申します。」
丁寧でフォーマルな表現になります。
4. 名前の珍しさに触れる（ユニークさを強調）
名前が「さん」という珍しい響きである場合、その特異性を説明的に伝える方法もあります：
「私の名前は『さん』と言います。珍しい名前ですが覚えやすいと思います！」
「初めまして、『さん』と申します。少し変わった名前ですが、よろしくお願いします。」
5. 簡単なエピソードを加える
自己紹介で名前について少し触れることで会話のきっかけを作れます：
「私の名前は『さん』と言います。よく間違われますが、本当にこれが名前です！」
「さんと申します。珍しい名前ですが、家族で代々使われている名前です。」
「さん」という名前の個性を活かして、状況に合った表現を選んでみてください！ 😊
回答の具体性を求めたい場合は、詳細な条件を追加することも可能です（例: 「初心者向けの改善案を挙げてください」）。
他人からアドバイスをもらうのって、少しハードルが高いけど、chatGPTなら、恥ずかしくないし、一瞬でできるね！
まとめ：私が得た学びと読者へのメッセージ
これらのテクニックを実践することで、ChatGPTを使いこなすスキルが大幅に向上しました。
「User: こんにちは」のようなシンプルなフレーズでも、適切に使うだけでAIの反応が驚くほど変わることを実感しました。
この記事で紹介した10のプロンプトを活用すれば、ChatGPTをさらに強力なツールとして使いこなせるはずです。
このブログの内容は、以下の動画で学びました。
【9割が知らない】ChatGPTプロンプト 最強フレーズ10選【活用方法、使い方を徹底解説！】
日々の業務や学習を効率化し、さらなる成果を目指しましょう！
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