現役教員として数学を教えている「さん」と申します。
「人より勉強に時間がかかる」と感じていませんか?私の学校にも、同じ悩みを抱えて苦しんでる生徒がたくさんいます。
「教科書や参考書の内容がわからなくて、読むのに時間がかかる」「解答の意味が理解できず、勉強が進まない」教科書や参考書の内容を理解するには、「自分なりに噛み砕いて考える力」が必要です。
でも大丈夫!このサイトでは、私が受けた質問や、つまずきポイントをもとに、わかりやすく解説していきます。
意味から理解し、噛み砕き方をマスターしましょう!!
「2次方程式の解き方が分からない…」
「判別式って何に使うの?」
「2次不等式の解き方が覚えられない…」
このページでは、そんな悩みを持つ皆さんのために、2次方程式と2次不等式の重要項目をわかりやすく解説した記事をまとめています。
01:2次方程式の解法
① \((x-P)^2=Q\)(\(Q>0\))の形 → 平方根をとる \(x=P\pm\sqrt{Q}\)
② 左辺が因数分解できる形 → \(AB=0\Leftrightarrow A=0\) または \(B=0\)
③ それ以外 → 解の公式 \(x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}\)
※ \(b=2b’\) のとき省エネ公式 \(x=\frac{-b’\pm\sqrt{b’^2-ac}}{a}\) が使える
02:2次方程式の実数解の個数(判別式)
2次方程式 \(ax^2+bx+c=0\) の実数解の個数は、判別式 \(D=b^2-4ac\) の符号で決まる!
・\(\color{red}{D>0}\) … 異なる2つの実数解
・\(\color{red}{D=0}\) … 重解(\(x=-\frac{b}{2a}\))
・\(\color{red}{D<0}\) … 実数解なし
03:2次関数とx軸の位置関係
2次関数のグラフとx軸の共有点の個数 = ax²+bx+c=0 の実数解の個数
判別式 \(D=b^2-4ac\) で場合分け:
・\(\color{red}{D>0}\) … 異なる2点で交わる
・\(\color{red}{D=0}\) … 接する(共有点1個)
・\(\color{red}{D<0}\) … 共有点なし
04:2次不等式の解法
2次関数とx軸の位置関係として図形的にとらえることによって解ける。
解き方の手順は次の通り。
① 2次の係数が負なら、両辺に \(-1\) をかけて正にする(不等号の向きが反転)。
② 因数分解できれば \(x\) 軸との交点の \(x\) 座標が分かる。できないときは解の公式を使う。
③ グラフを描いて、\(y\) が条件を満たす(正・負・0以上・0以下)\(x\) の範囲を答える。
④ 因数分解も解の公式も「実数解」を持たないとき(判別式 \(D<0\))はグラフが \(x\) 軸と交わらないので、平方完成や判別式で \(y\) の符号を判定する。
05:全体に絶対値がついた関数のグラフ
絶対値の定義:中身が \(0\) 以上ならそのまま、負ならば \(-\) をつけてはずす。
場合分け
・\(f(x) \geq 0\) のとき \(y = f(x)\)
・\(f(x) < 0\) のとき \(y = -f(x)\)
図形的な意味:\(y=f(x)\) のグラフの「\(x\) 軸より下の部分」を、\(x\) 軸に関して対称移動して上側に折り返したものが \(y=|f(x)|\) のグラフ。
06:連立不等式
連立不等式は \(\color{red}{それぞれを解いて共通範囲を取る}\) のが基本。
共通範囲は \(\color{deepskyblue}{数直線}\) を使って視覚的に求めると確実。
\(A<B<C\) 型は \(\left\{\begin{array}{l} A<B \\ B<C \end{array}\right.\) に分けて考える。
07:すべての実数に対して成り立つ2次不等式
2次不等式 \(ax^2+bx+c>0\) や \(ax^2+bx+c<0\) の解が「すべての実数」あるいは「なし」となる条件は、グラフが \(x\) 軸とどう交わるか をイメージして判別式で考える。
・ 「常に \(>0\)」 \(\Leftrightarrow\) 下に凸(\(a>0\))かつ 頂点が \(x\) 軸より上(\(D<0\))
・ 「常に \(<0\)」 \(\Leftrightarrow\) 上に凸(\(a<0\))かつ 頂点が \(x\) 軸より下(\(D<0\))
共通するのは \(D<0\)(\(x\) 軸と交わらない)という条件。
08:2次方程式の解の存在範囲(解の配置問題)
2次方程式の解の配置を考えるときは、グラフを描いて、次の3点を整理する。
① 判別式 \(D\) の符号(解の個数を決める)
② 軸の位置(どの範囲に頂点が来るか)
③ 区間の端 \(f(\alpha),\ f(\beta)\) の符号
ただし、区間の端の符号で必ず2点で交わると分かる場合(例:\(f(0)<0\))は、①②は不要。図を描いて判断する。









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