【高校数学Ⅰ】「データの分析」まとめページ|定義・公式を分かりやすく完全解説

データの分析
さん
さん

「データの分析」は、たくさんの数値を整理して、その全体像や特徴をつかむための単元だよ!

生徒
生徒

数値がたくさんあると、どう見ればいいか分からなくなります…

さん
さん

そうだよね。だから、表やグラフ、代表値、ばらつきの指標、相関の見方、そして仮説検定までを順番に学んでいくよ!

現役教員として数学を教えている「さん」と申します。

人より勉強に時間がかかる」と感じていませんか?私の学校にも、同じ悩みを抱えて苦しんでる生徒がたくさんいます。

「教科書や参考書の内容がわからなくて、読むのに時間がかかる」「解答の意味が理解できず、勉強が進まない」教科書や参考書の内容を理解するには、「自分なりに噛み砕いて考える力」が必要です。

でも大丈夫!このサイトでは、私が受けた質問や、つまずきポイントをもとに、わかりやすく解説していきます。

意味から理解し、噛み砕き方をマスターしましょう!!

01:度数分布表とヒストグラム

度数分布表とヒストグラム

階級 … データの値の範囲

階級値 … 各階級の中央の値

度数 … 各階級に含まれるデータの個数

相対度数 … その階級の度数 ÷ 全データ数

ヒストグラム … 横軸に階級、縦軸に度数をとった柱状グラフ

※度数分布表やヒストグラムからは「1つの具体的な値」はわからない。データ全体の分布の様子をつかむための道具。

02:代表値(平均値・中央値・最頻値)

02:代表値(平均値・中央値・最頻値)

平均値:合計 ÷ 個数。外れ値に弱い。

中央値:小さい順に並べて真ん中。奇数個 = 真ん中/偶数個 = 真ん中2つの平均。外れ値に強い。

最頻値:最も多い値。度数分布表では度数最大の階級値。


使い分け:外れ値がなければ平均値、外れ値があれば中央値、最も多いものを知りたいなら最頻値。

03:箱ひげ図と四分位数

箱ひげ図と四分位数のまとめ

範囲 = 最大値 − 最小値。外れ値に影響されやすい。

四分位数 \(Q_1, Q_2, Q_3\):小さい順に並べて4等分する位置の値(\(Q_2\) は中央値)。

四分位範囲 = \(Q_3 – Q_1\)、四分位偏差 = \(\frac{Q_3 – Q_1}{2}\)。

箱ひげ図は5数要約(最小値・\(Q_1\)・\(Q_2\)・\(Q_3\)・最大値)を図にしたもの。

04:分散と標準偏差

分散と標準偏差のまとめ

偏差 = 各値と平均値の差 \(x – \bar{x}\)。偏差をそのまま合計すると必ず0になる。

分散 \(S^2\):偏差の2乗の平均 \(S^2 = \frac{(x_1-\bar{x})^2 + \cdots + (x_n-\bar{x})^2}{n}\)。

便利な公式:\(S^2 = \overline{x^2} – (\bar{x})^2\)(2乗の平均ー平均の2乗)。

標準偏差 \(S\):分散の正の平方根 \(S = \sqrt{S^2}\)。元のデータと単位がそろう。

05:共分散と相関係数

共分散と相関係数のまとめ

散布図…2つの変量を平面に点で表した図。右上がりは正の相関、右下がりは負の相関。

共分散 \(s_{xy}=\overline{xy}-\bar{x}\,\bar{y}\)…正なら正の相関、負なら負の相関。

相関係数 \(r=\frac{s_{xy}}{s_x s_y}\)(\(-1\le r\le 1\))…1に近いほど強い正、−1に近いほど強い負、0に近いと相関なし。

相関係数は表を作って「平均→偏差→分散→共分散」の順に求めるとミスが少ない。

06:仮説検定と有意水準

仮説検定と有意水準のまとめ

仮説検定 … データの偏りが「偶然(誤差)」か「必然」かを、確率を使って判定する統計的手法。

有意水準 … 「偶然とは考えにくい」とみなす境界の確率。ふつう \(0.05\)、慎重に判断したいときは \(0.01\)。

手順:① 主張=対立仮説 \(H_1\) → ② その否定=帰無仮説 \(H_0\) → ③ \(H_0\) のもとで確率 \(P\) を計算 → ④ \(P\) と有意水準を比較し、\(P\) が小さければ \(H_0\) を棄却して \(H_1\) を採用。

生徒
生徒

全部できるようになれば、データを見ただけで色々分かりそう!

さん
さん

まずは1つずつ、意味を理解しながらマスターしていこう!

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