【数学A】図形の性質01:線分の内分点と外分点

図形の性質
さん
さん

今日の板書はこれ!

線分の内分点と外分点

■ 内分点
線分AB上にあり、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点という。

■ 外分点
線分ABの延長線上にあり、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点という。
\(m>n\) のとき、QはBの外側にある。
\(m<n\) のとき、QはAの外側にある。

例題1

線分ABを次のように分ける点を図示せよ。

(1) \(3:2\) に外分する点

(2) \(3:1\) に外分する点

(3) \(1:2\) に外分する点

(4) \(2:5\) に外分する点


▼ 解答

(1) \(3>2\) より、QはBの外側にあり \(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=1:2\)

(2) \(3>1\) より、QはBの外側にあり \(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=2:1\)

(3) \(1<2\) より、QはAの外側にあり \(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=1:1\)

(4) \(2<5\) より、QはAの外側にあり \(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=2:3\)

生徒
生徒

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現役教員として数学を教えている「さん」と申します。

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さん
さん

勉強してるのに点が取れない人は、こっちも読んでみて!

線分ABを3:2に外分する点はどこ?

例題1

線分ABを次のように分ける点を図示せよ。

(1) \(3:2\) に外分する点

(2) \(3:1\) に外分する点

(3) \(1:2\) に外分する点

(4) \(2:5\) に外分する点

生徒
生徒

「外分」って、線分の外側で分けるってことですか?外側なのに「分ける」っていうのがイメージできません…

さん
さん

まずは内分から確認して、それと比べながら外分の意味をつかもう!

内分点とは?

まずは具体的な例で考えます。

長さ5の線分AB上に、Aから2、Bから3の位置に点Pをとります。

数直線:長さ5の線分ABを2:3に内分する点P

このとき、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=\color{#45A3DA}{2}:\color{#E9548E}{3}\) です。

このような点Pを、線分ABを \(2:3\) に内分する点といいます。

一般に、線分AB上にあって \(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点といいます。

点Pは線分ABの「内側」で、長さをmとnの比に分けています。

外分点とは?

次に、線分ABの延長線上に点Qをとります。

Bの外側に、\(\mathrm{AQ}\) が4目もり、\(\mathrm{QB}\) が1目もりになるようにとってみましょう。

数直線:線分ABを4:1に外分する点Q

このとき、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=\color{#45A3DA}{4}:\color{#E9548E}{1}\) です。

このような点Qを、線分ABを \(4:1\) に外分する点といいます。

図を見ると、ABの長さは \(4-1=3\) 目もり分になっています。

外分では、Aからの距離とBからの距離の差がABの長さになります。

一般に、線分ABの延長線上にあって \(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点といいます。

生徒
生徒

「外分」は、線分の外にある点から、AとBまでの距離の比を考えるってことなんですね!

外分点Qが線分のどちら側にあるかは、mとnの大小で決まります。

外分点の位置:mがnより大きいときBの外側、小さいときAの外側

\(m>n\) のときは、Aからの距離の方が長いので、QはBの外側にあります。

\(m<n\) のときは、Bからの距離の方が長いので、QはAの外側にあります。

\(m=n\) とすると、\(\mathrm{AQ}=\mathrm{QB}\) となり、QはAとBから同じ距離にある点になります。

直線AB上でAとBから同じ距離にある点は、線分ABの中点だけです。

中点は線分の内側にあるので、延長線上にある外分点にはなれません。

そのため、外分では \(m\neq n\) という条件が付いています。

最初の問題を解こう

例題1

線分ABを次のように分ける点を図示せよ。

(1) \(3:2\) に外分する点

(2) \(3:1\) に外分する点

(3) \(1:2\) に外分する点

(4) \(2:5\) に外分する点

外分点を図示するときは、まず「QがAとBのどちらの外側にあるか」を決め、次に「ABが何目もり分になるか」を考えます。

(1) \(3>2\) なので、QはBの外側です。

AQが3目もり、QBが2目もりなので、ABは \(3-2=1\) 目もり分です。

よって、\(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=1:2\) となる位置にQをとります。

(1) 3:2に外分する点Q:AB:BQ=1:2

(2) \(3>1\) なので、QはBの外側です。

ABは \(3-1=2\) 目もり分なので、\(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=2:1\) となる位置にQをとります。

(2) 3:1に外分する点Q:AB:BQ=2:1

(3) \(1<2\) なので、QはAの外側です。

QAが1目もり、QBが2目もりなので、ABは \(2-1=1\) 目もり分です。

よって、\(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=1:1\) となる位置にQをとります。

(3) 1:2に外分する点Q:QA:AB=1:1

(4) \(2<5\) なので、QはAの外側です。

ABは \(5-2=3\) 目もり分なので、\(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=2:3\) となる位置にQをとります。

(4) 2:5に外分する点Q:QA:AB=2:3
さん
さん

ABが何目もり分になるかを先に考えると、Qの位置がすぐに決まるよ!

練習問題

練習1

線分ABを \(2:1\) に内分する点Pと、線分ABを \(2:1\) に外分する点Qを下の図にしるせ。

練習1の図:目もり付きの線分AB
答えを見る

ABは6目もり分である。

内分点Pは、ABを \(2:1\) に分けるので、Aから4目もりの位置にある。

外分点Qは、\(2>1\) よりBの外側にあり、ABが \(2-1=1\) にあたるので、\(\mathrm{AB}=\mathrm{BQ}\) となる。よって、Bから外側へ6目もりの位置にある。

練習1の答え:内分点Pと外分点Q

まとめ:線分の内分点と外分点

さん
さん

さて、今回のまとめだよ!

線分の内分点と外分点

■ 内分点
線分AB上にあり、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点という。

■ 外分点
線分ABの延長線上にあり、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点という。
\(m>n\) のとき、QはBの外側にある。
\(m<n\) のとき、QはAの外側にある。

生徒
生徒

また一つ賢くなった!

さん
さん

一人だと続かない人は、こんな方法もあるよ!

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コメント