
今日の板書はこれ!
■ 内分点
線分AB上にあり、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点という。
■ 外分点
線分ABの延長線上にあり、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点という。
\(m>n\) のとき、QはBの外側にある。
\(m<n\) のとき、QはAの外側にある。
線分ABを次のように分ける点を図示せよ。
(1) \(3:2\) に外分する点
(2) \(3:1\) に外分する点
(3) \(1:2\) に外分する点
(4) \(2:5\) に外分する点
▼ 解答
(1) \(3>2\) より、QはBの外側にあり \(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=1:2\)
(2) \(3>1\) より、QはBの外側にあり \(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=2:1\)
(3) \(1<2\) より、QはAの外側にあり \(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=1:1\)
(4) \(2<5\) より、QはAの外側にあり \(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=2:3\)

もっと詳しく願いします!!
現役教員として数学を教えている「さん」と申します。
「人より勉強に時間がかかる」と感じていませんか?私の学校にも、同じ悩みを抱えて苦しんでる生徒がたくさんいます。
「教科書や参考書の内容がわからなくて、読むのに時間がかかる」「解答の意味が理解できず、勉強が進まない」教科書や参考書の内容を理解するには、「自分なりに噛み砕いて考える力」が必要です。
でも大丈夫!このサイトでは、私が受けた質問や、つまずきポイントをもとに、わかりやすく解説していきます。
意味から理解し、噛み砕き方をマスターしましょう!!

勉強してるのに点が取れない人は、こっちも読んでみて!
線分ABを3:2に外分する点はどこ?
線分ABを次のように分ける点を図示せよ。
(1) \(3:2\) に外分する点
(2) \(3:1\) に外分する点
(3) \(1:2\) に外分する点
(4) \(2:5\) に外分する点

「外分」って、線分の外側で分けるってことですか?外側なのに「分ける」っていうのがイメージできません…

まずは内分から確認して、それと比べながら外分の意味をつかもう!
内分点とは?
まずは具体的な例で考えます。
長さ5の線分AB上に、Aから2、Bから3の位置に点Pをとります。

このとき、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=\color{#45A3DA}{2}:\color{#E9548E}{3}\) です。
このような点Pを、線分ABを \(2:3\) に内分する点といいます。
一般に、線分AB上にあって \(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点といいます。
点Pは線分ABの「内側」で、長さをmとnの比に分けています。
外分点とは?
次に、線分ABの延長線上に点Qをとります。
Bの外側に、\(\mathrm{AQ}\) が4目もり、\(\mathrm{QB}\) が1目もりになるようにとってみましょう。

このとき、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=\color{#45A3DA}{4}:\color{#E9548E}{1}\) です。
このような点Qを、線分ABを \(4:1\) に外分する点といいます。
図を見ると、ABの長さは \(4-1=3\) 目もり分になっています。
外分では、Aからの距離とBからの距離の差がABの長さになります。
一般に、線分ABの延長線上にあって \(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点といいます。

「外分」は、線分の外にある点から、AとBまでの距離の比を考えるってことなんですね!
外分点Qが線分のどちら側にあるかは、mとnの大小で決まります。

\(m>n\) のときは、Aからの距離の方が長いので、QはBの外側にあります。
\(m<n\) のときは、Bからの距離の方が長いので、QはAの外側にあります。
\(m=n\) とすると、\(\mathrm{AQ}=\mathrm{QB}\) となり、QはAとBから同じ距離にある点になります。
直線AB上でAとBから同じ距離にある点は、線分ABの中点だけです。
中点は線分の内側にあるので、延長線上にある外分点にはなれません。
そのため、外分では \(m\neq n\) という条件が付いています。
最初の問題を解こう
線分ABを次のように分ける点を図示せよ。
(1) \(3:2\) に外分する点
(2) \(3:1\) に外分する点
(3) \(1:2\) に外分する点
(4) \(2:5\) に外分する点
外分点を図示するときは、まず「QがAとBのどちらの外側にあるか」を決め、次に「ABが何目もり分になるか」を考えます。
(1) \(3>2\) なので、QはBの外側です。
AQが3目もり、QBが2目もりなので、ABは \(3-2=1\) 目もり分です。
よって、\(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=1:2\) となる位置にQをとります。

(2) \(3>1\) なので、QはBの外側です。
ABは \(3-1=2\) 目もり分なので、\(\mathrm{AB}:\mathrm{BQ}=2:1\) となる位置にQをとります。

(3) \(1<2\) なので、QはAの外側です。
QAが1目もり、QBが2目もりなので、ABは \(2-1=1\) 目もり分です。
よって、\(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=1:1\) となる位置にQをとります。

(4) \(2<5\) なので、QはAの外側です。
ABは \(5-2=3\) 目もり分なので、\(\mathrm{QA}:\mathrm{AB}=2:3\) となる位置にQをとります。


ABが何目もり分になるかを先に考えると、Qの位置がすぐに決まるよ!
練習問題
線分ABを \(2:1\) に内分する点Pと、線分ABを \(2:1\) に外分する点Qを下の図にしるせ。

答えを見る
ABは6目もり分である。
内分点Pは、ABを \(2:1\) に分けるので、Aから4目もりの位置にある。
外分点Qは、\(2>1\) よりBの外側にあり、ABが \(2-1=1\) にあたるので、\(\mathrm{AB}=\mathrm{BQ}\) となる。よって、Bから外側へ6目もりの位置にある。

まとめ:線分の内分点と外分点

さて、今回のまとめだよ!
■ 内分点
線分AB上にあり、\(\mathrm{AP}:\mathrm{PB}=m:n\) を満たす点Pを、線分ABを \(m:n\) に内分する点という。
■ 外分点
線分ABの延長線上にあり、\(\mathrm{AQ}:\mathrm{QB}=m:n\)(\(m\neq n\))を満たす点Qを、線分ABを \(m:n\) に外分する点という。
\(m>n\) のとき、QはBの外側にある。
\(m<n\) のとき、QはAの外側にある。

また一つ賢くなった!

一人だと続かない人は、こんな方法もあるよ!





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